その日は、突然に。

我が家の長女。

産まれた時からとにかく手がかかる赤ちゃんでした。

おっぱい飲むのが下手なのか、お腹いっぱいになる前に飲みながら寝てしまって、布団におろすと「まだ飲んでたのにー」って泣く(-_-;)

哺乳瓶は嫌いで、追加のミルクはちっとも飲まない。

寝グズリ半端なし。

やっと寝たと思っても、布団におろすと必ず泣く。

本当に四六時中抱っこかおんぶ、もしくはおっぱい。

家事どころか、トイレも食事もままならず、常に寝不足でフラフラ。

夜は授乳で寝かせて、カンガルーケアのようにして少しずつ寝る体制に入り、ラッコのようになってしばらくしたら、娘をホールドしたまま横を向いて私の腕にそ~っと頭をおろし、しばらくしたらその腕またそ〜っと外して布団に寝かせていました。

実家も車で3時間。
昼間誰とも会わず、夫とも起きてる時間に会ったり会わなかったり、テレビも見せないようにしたかったので、ただただ、部屋の中で、時間が過ぎていくのを無表情で過ごしてた気がする。

世の中で私が1番不幸な子育てしてる

とさえ思ってた。

(今思うと、被害妄想激しすぎ。)

本当に本当に辛かった生後1年。

初めて支援センターに行った日。
寝不足でフラフラ、すっぴん、ボサボサな私は先生に声かけられただけで泣いてしまうという状態でした。

誰にも預けたこともなく、私以外の大人がいかに安全か教えることもせず、夫とも常に冷戦状態で、

お母さんしかだめ

な子でした。

なぜかって、

きっと私が「お母さんしかだめ」な状態に

お母さんいないとダメ=私の価値がある。

と勘違いしてたからだと思う。

本当は、何をしてても、何もしてなくても

私には(誰でも)存在価値

があるのに。

そんな関係で、彼女と写った写真は、あまり残ってない。

私が写した夫と娘の写真と、娘一人の写真だけ。

ボサボサな状態、写したくもないし、写されたくもなかったし。

一度復帰をしていた頃も、帰宅すると30分は乳から離れず、ご飯も作れず、夫も帰らず、寝る時も隣にいないと30分もせず泣いてしまい、辛かった。

今でこそ新しい園で居場所を見つけ、父親ともそこそこ互換性をもって育てられるようになってきたけど、寝る時はいつも

「おてて枕して」

と、腕枕。
しかも必ず左手。

右に息子。左に娘。

二人に押さえ込まれるようにして寝るのが当たり前の毎日。

何日か前は、

お母さんさぁ、夜中起きてトイレに行くのはいいけど、何も言わずおらんなると困るのよねー。寝てると思っても、私の耳は起きてるから『トイレ行ってくるよー』ってちゃんと言ってから行ってくれる?」
と、言ってた娘(;´∀`)

4歳8カ月と16日目の今日。

突然。

「枕で寝る」

といい、お母さんのおてて枕を卒業してしまいました。。。

○○先生(担任の先生)に、ぺこちゃんどやって寝たか、明日教えちゃってよ(*^^*)」と小声で耳うちして。

突然の親離れに、なんだか、

寂しい(泣)

けど、夜中に弟の夜泣きで目覚めた時は、いつも通り腕に滑り込んできて寝直す、かわいい年少さんでした。

明日、先生にどうやって寝たか、教えちゃろうね(*^^*)

追記)「おてて枕なしで寝る」と言ったのは、あの日だけでした(;´∀`)翌日にはまた「おてて枕」再開。。。行きつ戻りつ。。。